odanny がんばる

//TODO: たまに何か書こう

変態折り鶴をつくる ~ヒュドラ編~

こんな記事を見つけた

hassium277.hatenablog.com

よくある多首折り鶴よりも汎用的な作り方に見えるし、ユニットを組み合わせれば、自由に折り鶴を変形できるのはロマンがある!

ヒュドラを折ってみた。

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16ユニットの大作「ヒュドラ

よくあるやつも折ってみた。

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ツルが立ったーーー


ユニットの作り方

記事には肝心のユニットの作り方が載っていなかった…。

写真を見ながら折り方を予想してみたので、紹介する。(合っているかは知らない)


10ステップでユニットを作る

完成形をイメージしてもらうために、横に完成したものを置いている。

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step 0:折り紙を用意する

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step 1:中心に向かって折る

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step 2:コクーンみたいにする

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step 3:ひし形にする

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step 4:左は開く。右は中心線に垂直に折り目をつける。これはただの目安線なのできっちりおらなくていい。

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step 5:角を折り込む

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step 6:左を開く

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step 7:折り込む

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step 8:途中図。とがった足みたいなのを中に入れる

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step 9:完成!


ヒュドラが完成するまで

構想

ヒュドラは蛇かと思っていたが、足があったりなかったりするらしい。 en.wikipedia.org

ドラゴンっぽいほうが強そうなので、下のようなものを作ることにした。

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かっこいい

そこで以下のようにユニットを組むことにした。

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ユニットを組むイメージ

頭が9つに、足が4本、翼が2つに尾があるので、計16つのユニットが必要になる。


つくる

というわけでユニットを16つ用意する

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たくさんのユニット

次にこれらを適切につないでいく。

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製作途中

ただし頭になる部分と脚になる部分は、あらかじめ折っておくといい。あとで折り込むのはかなりつらいので。

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頭と前足だけでこの数…

そして完成!ともいかなかった…。作ってみると頭が9つもあるので、紙がかさ張りすぎてヒュドラというか千手観音

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頭が多すぎてかなり不安定…

結局針金で縛ることで、なんとか形をつくった

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針金で固定された伝説の竜


まとめ

ユニットを使った折り鶴の良さ。

  • 翼も頭も汎用的に使えるユニットは便利
  • 折るのがかなり簡単

一方良くない点。

  • やっぱり紙が分厚くなる問題(仕方ないけど)
  • たくさんのユニットを使うならのりづけが必要

とても良い作り方を知れた!いろいろアイデアが湧いてくる!


おまけ

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足がついたツルをのせてみた

かっこいい。